先入観が引き起こす『言葉』の意味の取り違え、ということを私はよくやります。

たとえば、朝日新聞の一面見出し。これを私は「ゴーンの保釈条件は妻とのセックス禁止なのか?!」と読み違えてしまったのです。

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裁判所も大胆なことをやるな、と思うと同時に、朝日新聞もスゴイ見出しをたてるな、と感心してしまいました。

接触とは、接して触れる、ですから
肉体的な行為を連想しても責められないとは思います。
しかし冷静に考えれば、裁判所、朝日新聞では、まずありえないことではあります。

カルロス・ゴーンと私は同い年の63歳。
かたや大富豪、こちらは貧乏人。
向こうには一回り若い妻(再婚)、こちらは独り身。
社会的にみると、雲泥の差ですね。

この両者(ゴーンと私)の差を頭に入れてから、なぜ誤読をしたか、の分析に移りましょう。
①英雄、色を好むと昔から言われている。
②フランス人は恋とセックスが大好き。
③お金持ちはセックスが大好き。
という先入観が私の頭の中に存在していたことは間違いありません。

①英雄、色を好むについては
英雄になれるほどの男は、
性的にもエネルギッシュという意味ですね。
勝者はたくさんの女性を手にする権利を有する、というのは動物の世界でも、よく見受けられます。

②フランス人は恋とセックスが大好きについては
フランスといえばオシャレな恋愛映画が真っ先に頭に浮かびます。
それにフランス人は世界一セックスの回数が多い、というデータを目にしたことがあります。
フランスの昔の小説にも、上流社会に属する男女は暇を持て余して、色恋に血道をあげる話がごまんとあります。
(考えてみれば、源氏物語もそうですね)。

はい、ここで異論を受けつけましょう。
確かにカルロス・ゴーンはフランス人ではありません。
でもフランス暮らしが長いし、パリの社交界にも出入りしているようですし。
だから考えや行動がフランス化しているのでは…。

③お金持ちはセックスが大好きについては
私のたんなるヒガミです。

こうした先入観が、瞬間的な誤読を私にさせたのだと思われます。
本当にバカな私。

カルロス・ゴーンさんの「ゴ~ン」という響きが
祇園精舎の鐘(かね)の声に聞こえるのは、
私だけでしょうか。

*参考資料 朝日新聞 2019年4月26日(金)


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