断酒の後の便秘は、このクスリで回避した

今回は断酒後の便秘について書きます。
医者の処方薬を利用した便秘解消法というか、便秘の回避法です。

断酒をして3~4日すると、それまでの下痢便が止み、形のある軟便になります。

アルコールという水分プラス水割りの水分を体内にとり入れ、
さらにアルコールで胃腸にダメージを与えていたのだから、
胃腸が荒れて、毎日出るものといったら下痢便でした。

しかし摂取水分が減り、胃腸の負担もストップしたので、大便の状態が改善したわけです。
断酒後真っ先に現れる改善点はコレだと思います。嬉しいです。
でも油断は禁物。それから数日すると軟便がカチカチの固い便に変わるからです。

私は糖質コントロール(制限)もするので、そちらでも経験があるのですが、
白米などに含まれている水分が体内に入らなくなるせいでしょうか。
やはり大便がカチカチに固まって出てこなくなります。
それと同じなのでしょう、断酒すると大便が固くなり便秘になります。

そうした状況に慣れていない頃、私は指でほじくり出しました。
仕方ないですよね。出したい出したいとお腹は訴えて重苦しくなっているのに、
出てこないのですから。

この場合、カチカチになっているのは肛門付近の大便で、
それさえほじくり出せば、残りは自力(腸と肛門と筋肉の力)で
なんとかなるのを私は知っています、経験から。

指でほじくり出す時の気持ちですか。そりゃあ、みじめなもんです。

でも視点を変えると、こうなります。
私が同性愛者の女性役だったら、人差し指が入ってくる感触ってこんな感じ?
もしかしたら気持ち良いかも。
んなわけないか。
ともあれ、人差し指を洗ったうえで突っ込むとはいえ、私としては何度も経験したくありません。
で、どう対処したかというと、病院で酸化マグネシウム錠を処方してもらいました。
このクスリは断酒後や糖質制限時の水分不足で、大便がカチカチになるのを防いでくれます。
私は下痢便が軟便に変わったのを見計らってから、一日3回服用しました。

案の定、大便はかなり固くなり、お腹も張りますが、
指でほじくらないと出てこない、ことにはなりませんでした。
とはいっても無理して力むとビリっと避ける危険性があるので、
そろそろと探りつつ出すよう努力しましたが。

酸化マグネシウム錠を飲むのは大便の状態(固さ)を見ながら3~4日だったと思います。
その後はいくぶん固めでも、断酒後の水分とり入れ量にカラダが慣れて、
大便の状態もほどほどに落ち着きます。

こうやって私は断酒後の便秘を回避しました。
酸化マグネシウム錠は、内科でも精神科でも心療内科でも事情を説明すれば出してもらえます。
今回の断酒では肛門に人差し指を入れずにすんだので大変助かりました。

ちなみにコトがすんだ後の指先はウンコ臭くて、ちょっとやそっと洗ってくらいでは消えません。

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