「アベノマスク」まだ届かない。
というタイトルで朝日新聞7月7日付、読者の『声』に投稿がありました。
「6日昼をすぎても、我が家には届かない」と千葉県の主婦(62)の文章は始まります。
彼女がその件で厚生労働省に電話をしたのは、「菅義偉(官房長官)が、6月15日までにおおむね配布完了と胸を張った」後のことだったそうです。
すると「今週末までお待ちください」との返事。しかし待てど暮らせど届かないので、再度、厚労省に電話。そうしたら「サイトで申請してください」とのこと。
なんでもインターネット、それが簡単にできる人とできない人がいるのにね。
そこで業を煮やした彼女は「官房長官は国民におおむね配り終え、感染防止に貢献したと言ったではないか」と詰め寄ると、厚労省は「おおむね渡し終えたというのは、業務を委託した業者にという意味です」と答えたのだそうです。
業者だったんだ。
ここから先は掲載された文章をそのまま引用します。
「配布費用は丼勘定。品質トラブルも多発した。闇のアベノマスク。不毛な通話に嫌気がさし、いつ届くのか知りたくて郵便局に電話したが、音声ガイダンスで、厚労省の電話番号が流れるだけだった。」
大爆笑!私は新聞を読んで、こんなに爆笑したことがありません。
ちなみに我が家にも届いていません、みんなが欲しがるアベノマスク。
追記
彼女は厚労省に「配布を統括する部署はどこで、責任者は誰なのか」とも電話で問いただしたのだそうです。すると「そういう部署も、人もいない」との返事。
それなのに、マスクは配布された…。